PeanutでCW

今更ですが、David氏作成のPeanutで、CWを楽しむ方法です。

PeanutはPCMデジタル通信なので、とても音が澄んでいますから初心者にも聞き取りやすいですし、海外DX局との交信も手軽にできます。(当局はまだ国内局としか交信してませんが。)(^^;

 

1.PCで楽しむ方法

①まずはPCにPeanutをインストール。

②音声入力にCWトーン信号を入れる。この方法として、例えば、
・リグやエレキーのサイドトーンをPCのマイクで拾う。
・リグやエレキーのトーンを直接マイク入力としてPCに入れる。
・当該PCにエレキーソフトを入れCWキーをつないで、アプリ間で音声を引き渡す。
といった方法が考えられます。

今回は比較的ハードルが低く、音質もよい、真ん中の方法でやってみました。

 

2.ノートPCでの問題点

一般的に、音声入出力が4Pジャック1個しかないので、マイクコネクタに差し込むと、出力音声が聞こえなくなるのです。かといって、いちいちはんだごてを握って専用ケーブルを作るのも面倒なので、手元にあった安価なUSBサウンドユニットを使いました。これをPCのUSBコネクタに差し込み、そのマイク入力にリグのサイドトーン信号を流せばよいはずです。筆者はリグとして、FT-991AMを使いました。

念のため、リグをCWモードにして音声出力を絞り切っていても、CWサイドトーンはPhoneジャックからちゃんと聞こえてくることを確認しておきました。

・接続

百均で買った3.5mm両ピンステレオ延長ケーブルを使って、リグのPhoneジャックと、USBサウンドユニットのMICジャックを連結します。

あとはごく一般的な手順で、USBサウンドユニットの設定を進めます。

ここで注意を要する点としては、送信するCWトーンを自分のPCスピーカから聞こえるようにするために、USBサウンドユニットのプロパティの「聴く」タブで「このデバイスを聴く」にチェックを入れておくことです。

 

・送信

PeanutのCW(PCM)に接続します。充分ワッチしたら、右下のスライドを右に動かしてからキーを叩くとトーンが発信されます。送信終了時にはスライドを左に戻します。

 

★注意事項

自動的に送受が切り替わるわけではないのが、リグの操作性とは大きく異なります。
あと、1回の送信は3分で自動的に切れますので、一生懸命CWキーを叩いたのに、相手局に届いてなかった…ということにもなりかねません。

この2点については、おいおい解決策を考えてゆくことにしましょうか。

ということで、CU LATER ..